セキュリティ市場は2倍に、単純にセキュリティにかかる経費は今より2倍になる計算?
背景は色々ありますが、
- ネットにつながるサービスが増えた事
- クラウドに移行するシステムが増えた事
が主な原因になります。
2017年度の売上金額は対前年度比13.8%増の約2750億円。2018年度も引き続き堅調に伸び、対前年度比12.7%増の約3100億円になると見込む。2017年度から2022年度までの年平均成長率(CAGR)は8.4%で、2022年度には4100億円を超えると予測した。
こうした市場拡大の背景には、セキュリティの専門家による24時間365日の運用監視サービスに対する必要性と重要性の高まりがある。近年のサイバー攻撃は巧妙で高度になっているが、企業はセキュリティ専任要員や専門スキルの不足から自社運用だけでは対応しきれない状況だからだ。
ただ、総合的に考えるとクラウドの利用、ネットサービスとの連携は今までローカルで動いていたシステムよりは割安になる可能性もあります。
例えば、会社でメールサーバを立てて無制限に社員アカウントを発行できるという状況があったとしても、そのセキュリティにかけるメールフィルターや暗号化などの仕組みには管理や投資のお金がかかります。
それらが1アカウント単位でお金がかかるとはいえ、Office365やGsuiteに移行する事により、バックアップの管理やセキュリティの担保まで考えると、割安になる可能性はあります。
とにかく安全を買うのにお金や時間は必要な為、今後もセキュリティ市場はどんどん成長する可能性がありますね。